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門屋 直子

ラン・らん・ラン

今年も2月10日に冬晴れの空の下、愛媛マラソンが開催されました。

今年もいろいろなドラマがあったようですが、我が家にもメタボを気にしてか、

突然マラソンデビューをしたおじさんがひとり・・・。

 

ひょんな事から、昨年愛媛マラソンを完走。

直後はあまりのしんどさに「もう走らん!」と宣言。

しかし、しばらくするとまた練習を始め、今年も走ることになりました。

 

当然 42.195㎞ を走るのは大変で、練習を積み重ね、湿布からDr

までお世話になりました。ただ、メタボの体型とはさよなら出来たし、健診

の結果も良くなり、おまけに娘から褒められるというご褒美もありました。

 

大勢の人から応援をもらい、とうとう本番を迎えることとなりました。

私も応援に行きました(高橋尚子さんに会いたかったし・・・)。

とても、素敵な時間を過ごすことができました。

とにかく、ゴールする人たちの何とも言えない清々しい幸せそうな顔と、

ひとりひとりが、自分が主人公であることを証明しているかのようなパワーに

圧倒されそうになります。走ってゴールするというチャレンジのすごさに感動

してしまいます。

 

誘われても走ろうなんて思わないけれど、大げさに言うと「今を生ききる」

ことの大切さを感じた一日でした。

 

その日の堀之内には、屋台やら“ゆるキャラ君”たちも居るというお祭り騒ぎで

マラソン以外でも結構楽しめました。

 

そして、今年もゴールした(目標タイムには少し届きませんでしたが)、我が家の

おじさんは、案の定「来年はもう走らん!」と言っておりました。

しかし、娘に「えらい!!」って言われたら、何食わぬ顔でまた練習を始めるに

違いありません。

 

そうそう、本人はみんなの応援がすごく嬉しかったようですが、彼の一番の子分で

あるラッキー(犬)は、ファンヒーターの前で、ご主人様が苦痛で顔をゆがめながら

頑張っている最中、すやすやとお昼寝中だったことをつけ加えておきます。

up date:2013/02/12

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