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上田 耕生

ほめて伸ばす!

長女が何を思ったか、サッカーを始めて1年が経ちました。

きっかけは未だにはっきりしないのですが、なでしこジャパンの影響

を受けた感じもなく( TVで試合を見入ってたこともなかったので ) ・・・

突然の「サッカーやる!」発言にびっくりしたものです。

 

毎週土・日曜日に練習、試合も本当に“ちょい出”ではありますが経験しました。

先日、フレンドリーマッチ(レギュラー以外の親善試合)ですが、初得点をあげる

ことができ、本人はもちろん、私も跳び上がって喜びました。

リフティングの回数が全くのびない、自主練習は・・・ぼちぼち。

見ていてイライラすることもしばしば、グッとこらえてアドバイスを続けてきて

良かったと、ゆっくりですが確かな歩みを感じました。

 

レギュラーチームとは違った、ほのぼのとした雰囲気の試合なので、父兄も

ワイワイ楽しく応援、そんな中の人生初得点、みんなに祝福されて嬉しそうな長女。

子どもはやっぱり “ ほめて、ほめて、ほめたおす ” これが一番ですね。自信を

持たせてあげることが、伸びる力になるのかなと。夫婦で反省しきりです。

 

その日の夜、姉の初ゴールを見た次女が「ちょっと、やってみてもいいかも・・・」と。

いつもは長女の練習・試合についていき、口を開けば「つまらない」を連発。

「それなら、一緒にやったらどう?」と勧めても、絶対にNO!だった次女が発した

前向き発言に夫婦でびっくり、耳を疑いました。

照れくさそうに、はにかみながら・・・「でも決定ではないけどね!」と逃げ道の確保

を忘れずに。

 

振り返ってみると、長女へのダメ出しを見てきた次女、嫌がっていたのも当然と言えば

当然。それが、長女の初得点で盛り上がっているのを見て、少し興味が湧いたのかも

しれません。

 

そして、次の練習日

私  「よしっ、一緒にやろうか?」

次女 「えっ!そんなこと言ったっけ~?」

私  「えっ!え~・・・」

その日は端っこでサッカーのまねごとを、その次は学校の遊具でひたすら遊び・・・

 

まさしく「女心と秋の空」です。

 

 

up date:2013/01/31

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