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嘘のようなホントの話

とある休日の朝、私は妻ともども、我が家で一番の早起きである

茶色いヤツ(犬)に、いつものごとく「…時間だ!」とたたき起こされ、

半分寝ぼけた頭で、着替えもそこそこに散歩に出かけて行った。

事件は、帰宅した際に起こった。

冷たい外気にさらされ、目も冴えてきた私は、ふと玄関の異変に気付いた。

インターホンのカメラの部分を覆っているカバーが、きれいに外れていたのだ。

私「…あれ?、これはずれてね??」

妻「!!」

始めは誰かのいたずらなのでは…と勘繰ったりもしたが、ひびもなくきれいに外れていたため

私は、その場でカバーをもとあった位置に差し込んでみることにした。

私「あ、やっぱり経年劣化かな…寒暖差もあったし、何かの拍子に外れたんかも」

あまりにすんなりはまったので、少し胸をなでおろしたと同時に、さらなる異変を見つけてしまう。

私「ん?これ、チャイムのボタンもおかしくない??」

気持ち奥まっているように見えたそのボタンは、予想通り押しても音が鳴らないのであった。

私「まあ、この家と同じ歴ならそうなっても仕方ないかもねぇ」

妻「でも、この間までちゃんと音鳴ってたよ??」

私「とはいえ、ボタンがこの状態ではねぇ…」

これはもう交換かな…と考えつつ、玄関に進んでいこうとした私を尻目に、何を思ったか

妻はインターホンのボタンを何度も押し始めた。

妻「錆とか何かでボタンが引っかかってるだけなんじゃ…」

 

その時である

妻「ふんっ!!」

「「バキッッッ!!!!!!!!!!」」

明らかに何かが割れる音だった。

妻「…あっ」

見ると、しびれを切らした妻が手のひらの下の方、

格闘技がお好きな方なら「掌底」と言えばわかりやすいだろうか。

その固い部分で、ボタンを叩いたのである。

しかし、ボタンが叩けていればまだしも、狙いはズレてインターホンのど真ん中にクリーンヒット

したのである。

実際の写真をご覧いただこう。

 

 

 

 

普通のご家庭なら「何やってんだ!!!!」と注意されてしかるべき場面だろう。

しかし私は、不覚にも町内に響くほどの大声で笑ってしまった。

「いやいやいや…そんな馬鹿なwww」と。

妻もつられて大爆笑。

たしか、日曜日の朝8時半ごろ。

非常に近所迷惑な夫婦である。

冷静になって考えれば、妻にとどめを刺された結果、手痛い出費がその先に待っているのは間違い

ないのだが、とにもかくにも、笑わずにはいられなかったのである。

後日、なじみの電気屋さんに修理をお願いしたのは言うまでもありません。

Iさん、本当にありがとうございましたw(船山)

 

 

 

 

 

up date:2024/03/15

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